2015年12月18日
近いような
低い山が重なりあう それが黒塗りの壁のように三方を囲んでいる
唯一開けた方角に向かって
ほとんどが滑り落ちていく
大きければ大きいほど
ひとつの規則で動くものだ
それも同じ速さで
だから時間も同じ速さ
歪むことなく
そしてまたすべてのものを
包み込んでいる
あぁわかった
ようなふりをして呟いてみる
僕の持っているいくらかを
少しの欺瞞と傲慢に費やした
山々の一辺に
燃える陽が消えていく
同じ速さで
唯一開けた方角に向かって
ほとんどが滑り落ちていく
大きければ大きいほど
ひとつの規則で動くものだ
それも同じ速さで
だから時間も同じ速さ
歪むことなく
そしてまたすべてのものを
包み込んでいる
あぁわかった
ようなふりをして呟いてみる
僕の持っているいくらかを
少しの欺瞞と傲慢に費やした
山々の一辺に
燃える陽が消えていく
同じ速さで