2014年09月01日
nature
雑草をとる
じっと腰をおろして
手の届く範囲の草を一本一本と
引き抜いていく
突然後ろから声がかかる
宅配便だった
驚くほどに集中していた
少しずつ前にすすむ
足腰はしびれを増してくる
利き手で抜いているが時折
反対の手を使ってみる
これが難しい
もどかしい我が手の動きに
苦笑いがこみあげる
日常の出来事も
利き手ならば格段に滑らかだ
始めを決めて終わりを目指す
網の目のような回路は
一番の近道を探そうとする
水をゆっくりと網の目に流し込み
その流れを見るように
探すのである
もどかしい反対の手は
それでも利き手を助けてくれる
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