2014年05月17日
key

お話をしてくださいと
言われるのだが
どのようにすすめましょうと言うと
しっかりできるように精神面を云々
そうですね
何かをしようとし進めていくには
気持ちの部分はとても重要だ
ただそのメソッドを求めるものにフォーカスさせ
同じ時間をより効果的にしていくためには
話す側の考え方を深く見つめる必要がある
いい話やプラスへシフトしていく流れは
その時の高揚感と時間が経過していく中での
減退感を考えなければいけない
例えば目標でも夢でもいいが
到達したい地点があるとする
そのためにすることは当然
前に歩を進めることであるので
全てが前向きでなければならない
ところがその途中で様々な障害や問題が発生する
解決してまた前へ
しかしこれが最も難しい
どんなジャンルでもほぼ同じである
その障害や問題とは
そこへ行くだけの能力をトレーニングで得ることができないと
思い始めることだ
ある意味ゴールを設定すると
そこには時間というものが発生するのだ
一番になるとかそこで自分の生活を支えるとかだ
努力次第で何とかなるというわけではない
自分の思うところへ到達できなければ努力や練習が足りなかったということになる
途中でやめてしまうと
精神的に弱いと評価される
あきらめなければ夢はかなう
かなう人は今も昔もごく少数だ
未来もそうだろう
かなえた人はあきらめなかった
とも言えるが
それだけがすべてだとしたら
執念深い人はみな 思うところへ行けるのである
はたしてそれだけだろうか
努力するための心の在り方を強くするのが
メンタルトレーニングだ
知識や技術や能力を上げるのは
いわゆるフィジカルトレーニングである
ここで注意してみてほしいのは
客観的に評価できるのはフィジカルで
メンタルは本人のみが知るものなのである
ということは操れないものだとしても
本人が考えていることが
全てを支配していて
外からの声やアドバイスは
言ってみれば道端に咲く花のようなものなのかもしれない
そのメンタルについて話をするのであるが
いつも気をつけていることは
意思の調律ということである
簡単にいえば
自分の意思をまずそこに向いた状態にしていくことを
大切にしていくということである
それと
現時点と目標や夢、あるいは到達しようと思っている点
とを結んで線にして考えるのが普通なのだが
今と結ぶ線のもう一点は
さらにその先に置くということだ
だから夢や目標は
線の終わりにあるのではなく線の上にあると考えるのである
この二つはわたくしのメンタルメソッドの基本になっているのである
(インタビューより)
誰も知らない涙のあと
抱きしめ損ねた恋や夢や
思い上がりと笑われても
譲れないものがある
thinking of him.
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