2014年02月25日
welcome to b

歩道の上の温度計は大きな顔して11度
そのうちそれどころじゃなくなるんだぜ
コンクリートはまだ冷たい
靴を通してジンジン登ってくる
腰を下ろしてしばらく通りを眺めている
ドアの横に枯れた鉢植えが置いてある店
かつては何を売っていたのか土間が覗く古いサッシ
ぴかぴかに磨いた窓に車道を走る車が映る
人の行き来はまばら
仕事の道じゃない
週末じゃなきゃ街に出る人も少ない
静かに待つのみ
人の欲について考える
生きるだけ食べるだけつなぐだけ
必要なだけを摘み取っていく
でもそれじゃ誰も許してくれない
それ以上を望みだす
それ以外かもしれない
欲しいモノ (変換したら干しイモのになった)
自分のものにするには
代わりになにかをしなきゃならない
効率の問題でもある
時間は平等
しかしアルヒトトナイヒトが現れるのだ
うまく時間に乗っかれば
自分の輪郭が膨らんでいくのだ
術を知りたい
近道を知りたい
だから勉強する
はるか遠くまで来て
行き止まりになんかなりたくない
って 誰もが思うのだ
さて地べたに座って思案してたら
戻るには時間が足りなくなってしまってる
ああ効率の悪いこと
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