2013年12月07日
12月7日の記事
ロッジは大きな窓が真冬の太陽の暖かいところだけを取り込むかのようだ
空気が小躍りしながら高い天井に向けて舞い上がる
少し色あせた木のイスとテーブルは冬の訪問者たちを
キュッキュッと声を出しながら歓迎している
真冬のビールは少ない泡
グラスはすぐに汗をかく
零下の世界から飛び込んだ僕らは
首の下の方から熱気がこみ上げてくるのを途端に感じた
遠い街から 星の下をずっと走ってきた
ここにも移民の街ができあがっている
はるか南も12月
数週間の間 時計は少し早く回るようだ
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