2013年06月22日
つまうゅし
突如として糸が切れる
切れた糸は
互いに張る方向を失って
それでも何かまっすぐに見せようとする
結び合わせれば こぶが残るが
互いの一直線の上に また力を出すことができるものだ
結び目だらけの僕の糸
とても短くなってしまって
もうつなぎ合わせられないな
自分探しとは 何十年も前に話していたこと
誰もいない春の海岸線では
時折通る いたずらな風が 一層何かを駆り立てた
町と街を結ぶ道は
その時の自分そのものだった
今でもまだふと
あの道に立って来た道の反対側へただ行くだけの自分を
思い出す
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